箱の中の石ころ

好きなこととか思ったことを何でも、ただただ書いていくだけのものです。

Maison book girl Solitude Hotel ∞Fの記憶メモ

この前見たブクガのワンマン「Solitude Hotel ∞F」のことを書こうと思うのだけど、このライブを見た直後はこういったレポ的なものを書く気には全くならなくて、というのも、このライブの中で起きていた出来事があまりにも多くかつ衝撃的で自分の言葉では表現することが出来ないと思ったし、ライブを見る前の想像を遥かに超えていて内容を自分の中で咀嚼して理解するということが全然できなくて、そのうち出るであろうこのライブ映像を見てから少しずつ飲み込んでいくしかないなと思った。

でもこのライブを見てからというもの、この日聴いた曲たちが頭の中でぐるぐると流れ続けていて、自分が思っていた以上に「Solitude Hotel ∞F」というライブは俺の中に深く深く刻み込まれていたんだなと時間が経ってから気付かされて、とりあえず分からなくてもいいから今のうちに自分のために今の感想をまとめておかなきゃいけないという使命感に駆られて今これを書いてる。

なぜ今なのかと言うと、今日俺はナンバーガールのワンマンを見る、それはそれは素晴らしいライブになることだろう。中学校の頃からずっとずっと見たかったバンドのライブを、何度も何度も通った地元のライブハウスで見れる。恐らく強い衝撃や刺激を受けることになる。となればその前に、今俺の中にある気持ちが上書きされてしまう前に急いで書かなきゃと掻き立てられて必死で書いてたらどうでもいいことめちゃくちゃ書いてた。そろそろライブのことを書こう。

 

 

 

 

最初のSE、風の脚と共にステージど真ん中のスクリーンに海辺の映像が映し出される。

海と宇宙の子供たち同様、そのまま海辺にてが始まったのだが、完全に生歌なのにメンバーの姿がどこにも見えない、海辺の様子が映し出され続けているスクリーンを見ているとその後ろにうっすらと踊る人影が見え、そこにライトが当てられるとスクリーンの後ろに透けるようにメンバーが歌い踊る姿が見え、その姿はまるで海の中にある水槽の中でメンバーが踊っているかのようでした。ライトの加減によってメンバーが見えたり消えたり、海辺の映像と共に踊るメンバーはとても綺麗だったし、一曲目からメンバーがステージにいるのに見えない演出に度肝を抜かれた。

そして闇色の朝へ、先程のスクリーンにはMVが映し出されていて、MVと同じように1番サビが終わったところで曲と映像が途切れステージが真っ暗になり、再び曲が始まった時にはメンバーがスクリーンの前にくる。MVと共にパフォーマンスを続けるが、この曲のMVはやっぱり怖いし不穏だ。何かが起きるんじゃないかという不安を感じたまままroomsへ

roomsでは5F辺りからやっている音と細かくリンクした映像がスクリーンに流れる演出だったのだが、サビのブレイクの拍が普段と違った。最初は少し短く、曲の後半に行くにつれてどんどんブレイクが長くなっていった。この長いブレイクの間に何かあるんじゃないかというような気持ちになってしまったりと、さっきの闇色の朝の突然音が止まった衝撃が残っていてすごく警戒して見てしまう。

狭い物語ではキメの音とリンクして照明が切り替わってめちゃくちゃかっこいい、スクリーンには何かが激しく燃え上がるような映像が映し出されていて、最初は何が燃えているのか分からなかったが、終盤には炎の形が過去のライブをしているブクガに見えて、まるで過去の自分たちを燃やしているかのようで怖かった。

夢は葵ちゃんと和田輪のアカペラで始まって、2人の声の美しさに本当に感動した。この日の夢は本当に全てが美しいなと思った、メンバーの歌も綺麗だしダンスも指先まで美しかった。ここでの夢で一気に落ち着いて空気感が少し変わったなと思った。

長い夜が明けてでも夢のような美しさを保ちつつ、終盤には気持ちのこもった強い歌声に変わり余韻を残したまま曲が終わると、後ろの大きな幕に朝日が上がるような映像が映し出される。

すると、すると最初にメンバーの前にあり、映像を映し続けていた透過型のスクリーンが上へと上がっていきLandmarKが始まった。先程までとは違い後ろの大きな幕に映された映像とサイドから照らされる少し明るめの照明と共に踊るというシンプルな演出で、映像では空から街の風景を映した映像が流れ続けていた。

続く鯨工場、ノーワンダーランド共に大きな演出はなく、後ろの幕に映される映像とともに歌とダンスがメインで、そこまでとは打って変わってアイドルらしいライブが展開される。しかし、そのシンプルさすら何かが起こる予兆なのではないかという気がするほどの独特な空気を感じた。

そして次の曲はmy cut、メンバーもオイ!オイ!と煽り、会場も少しずつそれに応える、サビでは多くの観客が振りコピをしながらmy cutを聴いていたが、1番が終わったところで曲がぶつ切りになるように唐突にmy cutのピアノアレンジであるMORE PASTに変化した、ひさびさにmy cutが聴けた喜びで純粋に曲を楽しんでいたので急に曲が変わったことの驚きと昔のライブで多くやっていたmy cutと最近のライブで多く披露していたMORE PASTを切り替えるように繋ぐという、過去と今を感じさせる演出に思わず鳥肌が立った。再び透過型のスクリーンが降りてきて、メンバーはそのスクリーンの後ろに隠れてしまう。曲の後半にかかるノイズと共に映し出された映像が徐々に昔のテレビで見たような砂嵐へと変わっていき、また不穏な空気が流れる。

するとそのままレインコートと首のない鳥へと続きスクリーンがまた上がるのだが、メンバーの首から上が見えなくなるところで1度止まり、まるでメンバーの首が無いように見える形となった。イントロの音色も相まってものすごく不気味で怖い雰囲気を感じた。曲の途中にペストマスクを被った人物がステージ右手に現れ、何もせずに戻って行ったかと思えば今度は左手から現れ、今度はステージを歩き回りながらメンバーに近づいたり離れたり、時には少し触れたりすると近寄られたメンバーのダンスやフォーメーションが崩れて、そこからまた踊り出していた。最初の首が無くなる演出もあり、ペストマスクの首狩り族がメンバーの首を一人一人狩りに来ているように見えて背筋がゾクッとした。

その次にはkarmaが始まったかと思ったが、振り付けがいつもと違う。よく見てみるとcloudy ironyの振り付けをkarmaに当てており、歌詞も全てcloudy ironyになっている。聴きなれた曲がちがう曲の歌詞、振り付けでパフォーマンスされる違和感と違う歌詞を当てはめながら歌い上げるメンバーのすごさを同時に感じながら何が起きるんだという期待と怖さを覚えて食い入るように見入ってしまった。

一度全員がはけたのち、waterのインストが流れ出し、1人ずつ順番に水中のような映像が流れるスクリーンの後ろでダンスを踊った。この時、衣装も白い衣装に着替えていた。この時の各々のダンスも凄くて、当たり前ではあるが、ダンスにも一人一人の個性と表現が現れていて身体表現という言葉がしっくりくるなと思った。

その次のシルエットではメンバーの影を後ろ巨大な幕に映しながら歌うというシンプルかつこの曲にぴったりの演出で、どこか神秘的な雰囲気さえあった。

ポエトリーリーディングである思い出くんでは葵ちゃん、和田輪、ゆいまーるのそれぞれの朗読に合わせてコショージが踊るという形だったのだが、この時のコショージのダンスが圧巻で、キレのある動きから繊細な動きまで全てが綺麗で、ポエトリーの中の感情を見事にダンスで表現していて、こんなにすごいダンスができる人だったんだとめちゃくちゃ驚いてしまった。

次のランドリーではメンバーの歌の上手さが光っていたなと思っていて、大きなホールであの気持ち悪くてかっこいい音とメンバーの綺麗な歌声とダンスを同時に全て体感してブクガのかっこよさを改めて感じた。

その次にbath roomが流れ出したが、音がいつもと違う、イントロの音が逆再生になっているようで音がぬべっとしている。そのまま歌い始めるが、曲のテンポが徐々に落ちていき、そのまま音のピッチも下がり、曲そのものがどんどんと崩れていく、この辺からこの先どうなってしまうのかという不安感とゾワゾワが半端じゃない。もはや原型をとどめないほどになってしまうと、コショージが「ずっと見ていたい」と言いそれに応じるように和田輪が「見たくなかった」と言い合う、2人とも徐々に声を荒らげていき最終的には2人とも絶叫するように叫び合う。その様子に見入っているうちにいつの間にかステージからはけていた葵ちゃんとゆいまーるが戻ってくるが何かがおかしい、白い衣装に赤い血のようなものが着いている。すると、和田輪とコショージも1度はけてからもどってくる、やはり血まみれになっている。血まみれの4人と完全に崩れたmy cutが流れてとてつもなく不穏な空間が作られてしまう。

そして音が止まると悲しみの子供たちがはじまる。後ろのスクリーンにはカラフルで気持ち悪い映像が流れ、その前で血まみれのメンバーが歌い踊る、とんでもなく奇妙で不安になる風景だった。この曲におけるメンバーの歌の力強さはこの日で1番だったかもしれない。とにかく映像、歌、ダンス、その場の空気、全てにおいてとんでもない迫力を感じた。

曲が終わると共に後ろの大きな幕に「Solitude Hotel ∞F」の文字が映し出され、メンバーが前の方に出て来ると、観客のそこまで押し込められていた気持ちが弾けるように盛大な拍手が送られた。

そして最後にコショージが「ありがとう」とだけ言い残しメンバーがステージを去りライブが終わった。

ステージ上のスクリーンにベストアルバムの発売が発表され、ライブが完全に終わったのだが、自分も含めてこれで本当に終わりなのか?まだ何かあるんじゃないか?と疑心暗鬼になっていて、公演終了のアナウンスがあるまで動けなかった。公演終了のアナウンスがされると、再び会場から盛大な、そしてとても長い拍手が送られた。この拍手の長さで周りのお客さんも自分と一緒で、このライブの凄まじさにやられたんだなということを確信した。

 

 

 

 

完全に記憶のメモになってしまった。てかそれくらいしか俺には出来ないし、あのライブは見ていないと正直伝わらないとは思う。書き始める前からこうなることは分かってた、分かってたけどこの記憶のメモを事細かに残して起きたいなと心の底から思った。

本当に凄まじいライブだった。ただの音楽のライブでもアイドルのライブでもなく、見たことの無い何かでしかなかった。だから全然脳みその理解も追いつかないし、未だにあのライブがなんだったのか分からないという感じだ。ライブを見た直後にもう一度最初から見たいと思ったのはこのライブを見た時が初めてだった、1回じゃ絶対足りない。だから本当に早く映像化して出して欲しい。出たら絶対すぐ見る。見た時にまたこの記憶メモをみてその時に感じたことと映像で見て感じたことを比較したい。あとベストアルバムもどうなるのかすごく楽しみ。

 

クソ長いしまとまってないけど書くだけ書いたから満足。これからナンバーガールのライブ楽しんできます。新潟ロッツで最前で見ます。最高。

テキトーに楽しいことしてたい

最近どうも疲れが抜けない、慢性的なストレスに晒されてるし、どうでもいいことをめっちゃグルグル考えてしまう。

 

自分の思ったことを自分で否定してそれをまた否定して否定が何段重ねにもなってもともと何を考えてたのか分からなくなって最後には何も残らないなんてことを毎日繰り返している。

 

こんなことをしてしまうのは仕事を辞めたすぎるのが原因なのは分かるんだけど、今すぐ辞める訳にもいかずとりあえずある程度の貯金が出来るまでは気が狂わないように気をつけつつ今の仕事をしなきゃいけないからできる限り明るく楽しく過ごしたいなーと思うけど、一度抱いてしまった負の感情のパワーは凄まじいみたいで、もはや仕事のすべてに腹が立って仕方がない。常にストレスが溜まるからそれを少しでも吐き出していかないと爆発してしまうような気さえする。

 

でもこういうの良くないなーってのも分かってるんですよ。やっぱりイライラしてるのって無駄に疲れるし、テキトーに楽しいことにだけ目を向けて生きてた方がどう考えてもいいし、今までの俺はそれが出来てんたんだけど、まさかそれが出来なくなる時が来るとは…しかもそれが仕事のストレスなんて…脳内ハッピーパッパラパークソポンコツのはずの俺がこんなことに…って感じなんだけどまあ所詮人間ですし疲れる時は疲れる。こればかりはしゃーないってことなんだなーって、この鬱タームが終わってまたひたすらのバカになれるのを気長に待つしかないんだろうなぁ。

 

でもそんな中で気が紛れるのってやっぱり自分の好きなことしてるだなーって改めて実感できる。音楽を聴いてる時であり、プロレスを見てる時であり、ご飯を食べている時であり、友達と遊んでいる時であり…本当にそれで首の皮一枚繋がっているからちゃんと楽しみを知っていて良かったなと思う。

でもまあこの"知ってる"ことによってたまに苦しめられたりもするけど、ライブに行けないとかで。まあそれも楽しみといえば楽しみだし、そこまで楽しめるようにゆくゆくはなりたいな。そうなれればもはや怖いもの無しである。行けないライブすら楽しめるのであれば金も節約できるし、移動もしなくていいから疲れないし。多分もっと想像力というか妄想力というかそういうのが必要になるんだろうな。

 

バンドとかアイドルとか好きでいると自然と当分先まで楽しみが待っているからそれまでは死ねないなと思うし、やっぱり推しアイドル推しバンドを見てる時の幸せは忘れらんないからそれまでは全然毎日楽しく生きたいね。ブクガは新潟来るし!!ベボベは日比谷あるし!!新体制のでんぱはまだ見れてないし!!!!死ねねー!!!!!無駄に暗くなってもしゃーねーんだよな!!!!おら!!!!!!!

 

きっとこのブログにこれだけ長いこと書いたら誰も見ないからこっそりと愚痴をゲロるのでした。

 

今日はSUSURU TVでも見て寝ようかな。

挫・人間男子限定ライブ

まず先に言う。俺は酔っ払っている。その酔っ払った勢いでこれを記す。向井秀徳かぶれみたいな文の書き出しやめようね。

新宿の四文屋にて金宮の梅割りを飲みながら書いてますので誤字脱字文の雑さはご理解を。

挫・人間の花びら3回転の2回転目、男子限定ライブ。俺にとっても人生で初めての男子限定でのライブ。始まる前からワクワクが止まらない、始まるまであと5分を切る、高鳴る鼓動、緊張と楽しみ俺の中でデットヒートを繰り広げる。その決着がつかないまま客入れのBGMが大音量になり照明が落ちる。祭りが始まる。

ステージに登場するメンバー達。赤いタイツ、プロレスラーが履いているタイツと聞いて大体の人が想像するであろう形の赤タイツに闘魂と書かれたもののみを身に纏い登場する挫・人間のメンバー3人。メンバーが言うには「猪木」らしいのだが、赤いタイツはジャイアント馬場なんだよなーと思いつつそんな細部はどうでもいいことなのでその思考をどこかにぶっ飛ばす。

1曲目はTee-poφwy、夏目さんが「猪木になれば元気になれると思って猪木の動画を見たんだ」とはじめる、細かいことは覚えていないけど何故かアベさんが代表して猪木になっている。顎を突き出しながらフロアにダイブするアベさん、そしてフロアに降りるアベさん、アベさんの一挙手一投足に歓声を上げる男共。そのうち客の一人を指名してプロレスの力比べを、始めるアベさん。指先の動きだけでもプロレスを知っている人なのがわかる。力比べの後客を蹴る。大歓声。その様はまさにプロレス会場のようだった。フロア後方に行ったり客にダイブしたりと、「猪木」のまま自由に暴れるアベさん。こんなアベさんの姿を見ることになるとは、正直惚れ直してしまった。こういう人大好きだよ俺は。「もう諦めて猪木」の大合唱や「1、2、3、ダー!!!!」のコールアンドレスポンス(?)などを経てグダグダしつつ次の曲へ、ここからはとにかくテンションをガンガン上げていく。〆切、人類、あとはなんだ、もうセトリは思い出せないですすみません。念力だったり何故だだったり人生地獄絵図だったり、とにかくゴリゴリのナンバー連続でモッシュを起こしまくってました。

女子限定では女の波が起きたと言っていたが、男子も負けていないとのお言葉、そして声がデカくて良い、気持ち良いとのお言葉、有り難き。地獄がこんな地獄なら俺は地獄を選ぶという言葉からの人生地獄絵図はとても楽しかった。何故だの途中で夏目さんがスポットライトと深海のようなリバーブの中で歌った魔王とその大合唱も楽しかった。メタモルの時のMCで下川がギャランドゥを見せるのが恥ずかしいと言いながら触っていると客のひとりが「エロい!」と言って、アベさんが「終わりだ終わり!」といってしまった流れ。猪木でのおふざけからそうなのだが、いつも以上に挫・人間との距離を近くに感じた。同じ音楽、同じ場所で一緒に遊んでいるようなそんな感覚だった。下川は俺らのことを大好きだと言っていた。俺らも大好きだと返していた。

強く印象に残っているのがアンコールの下川最強伝説。フロア中央に設置されたドラムセットに菅さんが移動したあと、下川が「菅さんを除霊するためにやろうと思っていたけどお前らのモテない面を見てたらお前らの初恋を除霊しなきゃならないと思った!」と声高らかに叫び、「全員で初恋の子の名前を叫ぶぞ、夏目もアベも菅さんも叫んでよ」と言って、会場の男達が初恋の女の子の名前を一斉にに叫んでから曲が始まった。菅さん、ステージのメンバー、菅さん、ステージのメンバー、両方を交互に見ながら、両方に魂をぶつけながら、最高に楽しく除霊をして男子限定ライブは終幕した。

こんなに楽しい、愉快でバカで空気感の良いライブが今まであっただろうか?あそこにいた人間は全員が一瞬はバカになっただろうと思う。男同士のくだらないノリとかっこいい演奏、ライブ、それが融合した空間がそこにはあった。酒飲んでなけりゃもう少し思い出せたかな。でも多分これが俺の感じだ全部なんだろうと思う。俺は今日挫・人間と遊んだ。そう言っていいと思う。そんなライブだった。アベさんと菅さんの猪木の顔がまだ脳裏にこびりついている。

2018年、好きだった曲を振り返る。

2019年も2月に入ってもう中盤に差し掛かりましたねー早いですねー最近24歳になりましたが本当に歳をとるごとに毎日が過ぎるのが早くなりますね、人生楽しく生きたいねなんて思ってるわけですがいやそんな話をしたいんじゃなくて、今回は去年俺が好きだった曲をめちゃくちゃ自己満でまとめてみようと思います!結構あるから気に入ったやつを雑に全部のせするぞ!!!おらおらっ!!!!

 

赤い公園-消えない

https://youtu.be/boG1NpRoi44

聴いた時にドカッと衝撃のあった曲!なんと言っても石野理子さんの歌声が綺麗でかつ芯があってかっこいい!新体制一発目にこんな凄まじい名曲を持ってくる津野米咲恐ろしいです。MVで石野理子さんが思いっきり踊ってるのも、元アイドルであることを生かしている感じがして好きです。

 

ネクライトーキー-めっちゃかわいいうた

https://youtu.be/NUAN-w-wL9o

はい来ました!!ネクライトーキー!!!大好き!!!!!今年大注目!!!!この勢いで一気に売れてほしい!!!!!で、この曲の好きなところなんですけど、トンチキ具合とキャッチーさのバランスがたまらないです。キャッチーに終わるかと思えば最後にテンポを上げて一気にぶち上げて終わるという中毒性もたっぷりの曲です!!!

 

ネクライトーキー-オシャレ大作戦

https://youtu.be/Aw1Awul1818

ネクライトーキー2連続!!!ネクライトーキーといえばこの曲みたいなところありますからね!!!!まさにネクライトーキーの人気を一気に押し上げた1曲。この曲を出してからワンマンもソールドしたらしいです。この曲が100万再生行くってのは石風呂サウンドがちゃんとみんなにウケた感じがしてネクライトーキーのファンとしても石風呂のファンとしても嬉しかったです。

 

ネクライトーキー-こんがらがった!

https://youtu.be/G7_cFQrQNz8

ネクライトーキーまさかの3連続!!好きなもんは仕方ない!!!!キャッチーさポップさがありつつかなり可愛い曲に仕上がってるんじゃないでしょうか。もはや何目線で言っているのかもわからなくなってきました。サビの言葉の詰め込み具合が聴いてて気持ちいいしめっちゃ言いたくなる。イントロとか一番のAメロのドラムがエグくて好き。てか全部好き。

 

星野源ドラえもん

https://youtu.be/ypRTzt1KrF8

スーパースター星野源!歌詞にドラえもんのキャラクターの名前を入れたり、夢をかなえてドラえもんのメロディーを引用したりするところも粋で好きだし、イントロでゆっくりめのグルーヴ感たっぷりのリズムからAメロに入った途端にいつもの小気味いいリズムになってノリ方が変わるの楽しい。

 

星野源-Pop Virus

https://youtu.be/HG0M_eZduxY

またしても星野源!この曲は最初のサビの時点で勝利確定してるような曲だと思います。STUTSのヒップホップ的なビートを使うようになってさらに曲の振り幅が出ているにもかかわらずメロのキャッチーさは失わないのが星野源さすがだなぁという感じ。

 

BASI & THE BASIC BAND-JULIET RE EDIT

https://youtu.be/8cYfTPrUjUE

おしゃれなヒップホップ。去年からヒップホップも少しかじり始めてちょこちょこ聴くようになりました。この曲の好きなところはサウンドのオシャレさもさることながら、歌詞がすごく好きで、好きな子に何も出来なかった男の気持ちを歌ってて、ヒップホップにもそういう精神性の曲あるんだなみたいな、しかもこのおしゃれサウンドにその歌詞が乗っかってるのすごく気持ちいいです。

 

どついたるねん-アイスクリーム

https://youtu.be/xUl9Q2V-IFg

どついたるねんも好きになったバンドのひとつです。ライブも見たけど最高でしたね。

どついたるねんにハマるきっかけになったのがこのアイスクリーム、このバカな感じ最高だなーと思って聴いてたらずっと耳に残って毎日口ずさんでる時期がありました。どつの曲はどれも耳に残るんですよね。

 

tipToe.-ハートビート

https://youtu.be/lXYG19oFotc

去年聴いたアイドルソングの中で一二を争うくらい大好きな曲!tipToe.は本当にどの曲もかっこよくて好きなんですけど、ハートビートはその中でもずば抜けて好き、単純に俺の音楽の性癖をめっちゃ突いてるんですよこれ。サビのメロのふわっと感とか(伝われ)バッキングのギターのアルペジオだったりコード弾いたりする感じとか(伝われ)イントロのギターの切ない感じとか(伝われ)。とにかく俺の感覚にグサッときました。

 

No Buses-Tic

https://youtu.be/Lp6G2liO3YY

この曲も感覚に刺さった系です!とにかくこのコード感が気持ちよすぎてリフも含めてずっと聴いてられる。定期的に聴きたくなるくらい俺はこのリフの中毒になってます。正直言葉で説明出来ない!!!とにかくかっこいいんだよ!!!!!

 

ベランダ-エニウェア

https://youtu.be/3vodWFH9JlQ

これもねぇ…めちゃくちゃいいんですよ……

心地良さが凄いですねこの曲は、tipToe.のハートビートの時も言ったんですけど、メロのふわっと感?メロが地面落ちてくるかと思ったところでふわっと浮くみたいな?絶対に伝わらないな。この曲で言うと最初の所の「右も左もわからずに」の"に"のところの音です。この感じが俺は大好き。ベランダはほかの曲でもこういう感じのメロを使っててそれが本当に心地いいです。

 

GANG PARADE-BREAKING THE ROAD

https://youtu.be/bRP-wmdG-fA

俺がギャンパレにハマるきっかけになった曲。ド直球メロコアの音にシンセの音が足されてる感じなんですけど、このシンセのおかげで聴いた時の印象がメロコア過ぎなくて、音の輪郭が締まってるような感じがするんですよね。だからメロコアがイマイチ苦手な人でもこの曲は聴きやすいんじゃないかと思いました。実際俺はそうでした。

 

おやすみポラリスさよならパラレルワールドでんぱ組.inc

https://youtu.be/7C52Clqg-lM

おやポラ!これは外せないですねやっぱり!!

新体制のでんぱ組では一番好きな曲です!!

H ZETT Mさんのめちゃくちゃかっこいい曲に浅野いにおさんのあのえぐめに心にくる歌詞。ライブで聴くと毎回泣きそうになってしまいます。この曲本当にかっこよすぎてかっこいいしか言えないですね。対バンでH ZETT Mさんがコラボしたおやポラ最高だったなぁ。

 

ラヴソング-SUPER BEAVER

https://youtu.be/pK-4U9n8P-s

こういうシンプルな曲を今までそんなに聴いてこなかったけど、この曲はイントロから歌詞の内容から全部が好きだなって思いました。僕が出会ったあなたには、僕の大事な仲間には幸せになって欲しいんですよねマジで。なんかこういうのが普通に良いなーと思えるようになったのはやっぱり大人になったからこそなのかなーという気がしますね。

 

ダンサーインザルーム-ズーカラデル

https://youtu.be/xxUxnz5CwF0

ズーカラデルもこの曲で本格的にハマりましたねー、この曲の何が好きって最初にジャクソン5とJetのオマージュをめちゃくちゃ大胆にやってくるところですね。誰もが知っているフレーズをそのまま入れ込んでくるので思わず耳が持っていかれてしまうという。歌詞も大袈裟なことを言わないで、日常の中で感じていることをそのままの温度感で歌にしているようなそんな雰囲気がして、聴いていてほっこりするので大好きです。はやくこうなりたい。

 

さびしさ-折坂悠太

https://youtu.be/-30skTZ6aEg

この曲は聴いていてとにかく心地がいい。聞きなじみのない音の楽器が沢山使われていたり、民族音楽のような歌唱法をしたりと音単体で見ると物珍しい部分は多いのですが、それが合わさって折坂悠太の音楽として放たれた時に全てが上手く混ざり合いえも言われぬ心地よい音楽に仕上がるのが本当にすごいと思います。

 

夢-Maison book girl

https://youtu.be/DwcKed26KQ8

俺が大好きブクガの曲。この曲は寝ている時の脳波の揺らぎをクラップの音に変換しているという実験的な要素もある曲なのですが、この曲を聴きながら寝たくなるくらい心地よく自分を包んでくれる曲だなーと思います。AメロBメロは4拍子でサビから変拍子に変わるんですけど、変わった瞬間に感じる浮遊感がたまらなく心地良いですね。

 

PrayerX-King Gnu

https://youtu.be/L-Bzhpm8h0o

間違いなく今年の最重要バンドのKing GnuKing Gnuはオシャレ感と骨太感とJPop感のバランスが常に良くてしかも音のかっこよさとオリジナリティは損なわない。PrayerXはメロがJPop感が強くてめっちゃ好きです。ドラマとかで使われてそう。主人公に恨みがあるような人の復讐によって主人公の身の回りでいろんなことが起こる系のやつのエンディングに使われている映像がめっちゃ浮かんでくる。

 

ここまでがYouTubeにアップされてる曲。この後は残念ながらYouTubeにアップされてないけど好きなやつをざっと紹介します。

レイニーレイニー-ネクライトーキー

アルバム「ONE!」の1曲目、疾走感あるリフがアルバムの始まりには持ってこい!楽しい曲!

笑いあうために-挫・人間

OSジャンクションに収録されている曲。挫・人間がまさかこんな曲を作るとは、多幸感溢れる楽曲。最初の歌詞が「プレイステーションやってる夢は叶わない」と人類から引用してる時点で最高。

JKコンピュータ-挫・人間

これもOSジャンクション収録曲。朝比奈みくるってワードを使ってGod knows…のリフをアウトロで引用するの最高。あとライブの時Tiktokの踊りやるのも最高。

ナイフ-夢眠ねむ

夢眠時代に収録。スネオヘアーが楽曲提供した曲で、スネオヘアーのフォークという曲をねむきゅんが大好きということで作られた曲。歌詞がフォークとリンクしててそこにねむきゅんの要素が入っているのがすごい。

ボーイミーツガール-Maison book girl

yumeに収録されている曲。疾走感のある曲で、とにかくかっこいいの一言。ライブとかでブクガの曲の中では比較的盛り上がりそうな感じがある。

あいつロングシュート決めてあの娘が歓声を上げてその時俺は家にいた-忘れらんねえよ

もしも去年の曲の中でタイトルだけ大賞を決めるとしたら確実にこれ。岡村ちゃんのオマージュでこんなに悲しい文章を作っちゃう柴田はさすがの一言。もちろん曲も忘れらしい素直なメロで良いよ。

 

記憶力の問題で去年の後半に発表された曲がかなり多くなってしまいましたが、こんな感じです。多分記憶を掘り起こしたり聴き直したりすればもっとありますね。いい曲たくさんあるねぇ。

今年も既に岡崎体育やでんぱ組のアルバムが出てたりするし好きな曲ももちろんあります!今のところ今年の暫定1位はBase Ball Bearポラリスですかね、めっちゃ名曲。

今年はどんな曲に出会えるか楽しみです!!!

やばかったよー!!!!!

あああああああああ!やばかったよぉぉぉぉおおおおおおおお!!

 

夢眠ねむフェアに行ってきましたよ!!!!!いぇーい!!!!!楽しかったー😆

どこかしらに吐き出さないと多分内臓の一つや二つ爆発四散してしまいそうなくらい自分の中にいろんな物が溢れかえっているのでとりあえず殴り書きして発散します💥

 

ディアステに入る前からそわっそわでディアステに関して右も左も分からないのにそこにねむきゅんが居るなんてそれだけでかなりやばめな状況なのでとりあえずできる限り最大限に心を落ち着かせてディアステに入場。

入ったところで特典とライブの整理券を貰って2階の列に並んで案内されるのを待っている間に整理券を確認、番号は56番で微妙だなぁと思いつつよく見てみると整理券にAとかBとか書いてないぞ?と思っていたら間違って1部の整理券を渡されていたので1階に戻って2部のものと交換してもらったら………

Bの10番!!!!!!!

大幅な番号のランクアップに自分のねむイベの運命力を感じました…

少し並んでから2階に入場して入口から一番近くの席に座りました。相席の方がディアステの常連の方だったようでいろいろ教えてもらいつつ、オレンジジュースと限定メニューのポテト、デザートを頼んで待っていると

ドリンクカウンターにりさちーいる!!!!!!

やっべー!!!!普通に居るじゃんりさちー!!!かわいいー!!!!!!

えっ、てことはこれもしかしてりさちーが作ったドリンク飲めるの???やばくない?????

みたいにテンション爆アゲになってるとオレンジジュースが!きた!!!りさちーが入れてくれたかは分からんけどそう思って飲もう!!!

(1口飲む)オレンジジュースだあああああ!!!!!!!なんの!!!!!変哲も!!!!!ない!!!!!!!美味しい!!!!!!!オレンジジュースだあああああああああああ!!!!!!!!

落ち着けよ、いくらりさちーがいるからって落ち着けよ、な?まだねむきゅんが来てな…

来たーーー!!!!!!

ねむきゅん登場!!!カウンターの方々に挨拶しながら回っていく、もはや後ろ姿だけでも可愛い、足長い。背高い。スタイル良い。可愛い。

お客さんに順番に挨拶しながらだんだんと近づいてくるねむきゅん、来る…もうすぐ来る…

目が合った!!!!!

たった今、ねむきゅんと確実に目が合いました!!!言葉のやり取りこそないもののアイコンタクトで挨拶を交わしたと言っても過言ではありません!!!!!!

一通り客席を回ったあとにりさちーと話し始めるねむきゅん。何を話してるかは分からないけど楽しそう。

そんな中、その日ワンマンがあったというプラゲーの桜太郎さんが2階に来ました。りさちーが「今日プラゲーのファーストワンマンがあって!無事大成功しましたー!!」と紹介、会場は一気に祝福ムードに。

その後ねむきゅんはお客さんと話しつつ2階を練り歩き、りさちーはお客さんの空いたお皿などを片付けはじめます。そんな様子を見てると

りさちーがお皿片付けに来てくれた!!!!

近いー!!!かわいいー!!!!手前の2人のお皿を持ったあと俺に「それも下げますか?」と話しかけてくれたので、たぬきゅんのデザートを食べながら「お願いします!」と渡すと「ごめんねー食べてるのに」って

声を!!!掛けて!!!!くれた!!!!!!

ありがてぇ、デザート食べててよかった…そんでたぬきゅんめっちゃうまい…

りさちーの余韻も冷めやらぬうちに

跡部さんきた!!!!!!!

跡部さんを生で見れる日が来るとは!!!!古参じゃないけど嬉しい!!!!!

2階にねむきゅんりさちー跡部さんがいるというすごい状況。3人で喋ってるよすげーとひたすら呆然としながらその様子を見ることしかもはや出来ない俺。

その3人に加えてわかさんも登場でさらにフロアが盛り上がると4人ともライブへ。

ライブ映像を見ながら、未満やってる!いいなー!!と思いつつしばらく落ち着いてゆったり。

してたのもつかの間、ライブが終わるとすぐに4人が2階に!入口から入ってきたので全員が目の前を通っていく!すげえと思っていると、ねむきゅんが目の前で立ち止まったので「お疲れ様でした!」と声をかけたら、「ありがとー!」って

返してくれた!!!!!

ねむきゅんから言葉が返ってきた…おう…おう…

ねむきゅんがそのまま近くに居てくれて、近くのお客さんにむけて「暑くない?大丈夫?私がライブあとで暑いだけかな?」と言うと周りのお客さんが大丈夫だよと話して、少しだけ会話した後に、4人でいにしえのディアステの話に、その頃のイベントの話など話すとみぅさんとねむきゅんで腐女子イベントの話に、するとお客さんの反応を見ていたねむきゅんが、俺と相席していた女性のかたに「もしかして腐女子?」と聞くとその方頷くそして耳元でこっそり何かを話しているのですが、その影響で

ねむきゅん真横にいる!

この日最接近、自分の力じゃないけど相席の方ありがてぇ🙏リボーンの同人誌の話でねむきゅんみぅさんとその方で話が盛り上がってると、俺のすぐ近くにいたりさちーと目が合って「分かんない話されて困っちゃうよね」って

話しかけてくれた!!!

うわああああ!!!!めっちゃテンション上がりつつも冷静を装って「俺もリボーン分かるので!」とアニメを見ていただけなのに咄嗟に言ってしまうとりさちーに「え、それ1番やばいやつじゃない?」って言われたので「いや、友達で好きな子いたので大丈夫ですよ!」というと「理解があるんだね笑」と言ってくれました。

りさちーと会話出来たああああああ!!!!!!

一度冷静な方でいってしまったのでずっと冷静を装っていましたが、内心これはマジでやばいぞってなってました。

そしてそのまま4人は去っていきました…いやーやばかった。

相席してた方とさっきの凄かったですねなどと話しているとライブの時間になったので1階へ。

整番10なのでガッツリ最前キープしてライブ開始!

ENGAG.INGの愛川こずえさん生で見れて感動しつつ、ついにねむきゅんがりさちー、みぅさん、わかさんと共に登場。

この4人で「光のキャンベル」を披露!

ライブ映像で少ししか見た事ないからコールとか全然わからなかったけど、ねむきゅんがMIXとかコールを分かりやすくやってくれたり、周りに合わせてるとなんとなくでも分かってできたのでめちゃくちゃ楽しかった。何よりヲタクと同じようにコールするねむきゅんとまるでヲタク同士のように

目を合わせながら!!一緒に!!!叫べた!!!!!

こんな爆レスもらっていいのかと思ってしまうくらいの爆レスを貰い、自分の表情筋の感覚で分かるくらいニッコニコでライブを見てしまいました。

そしてねむきゅん以外の3人が一度はけて、ねむきゅん一人で最後の曲、ホタヒカ。

ねむきゅんと一緒にヲタ芸を打ったりしながらゆったりと聴き、曲の最後には3人が再登場して会場全員で肩を組みながらの大合唱。まさに最高のエンディング。楽しすぎる。4人がステージから降りて、終わったなぁと思っているとステージ袖からフロアに出てきてばいばーいと言いながら4人は階段を上がって去っていきました。

 

思った以上にねむきゅんもりさちーも近くで見れたし、ねむきゅんともりさちーとも一応話せたし、ライブでねむきゅんから爆レス貰ったし、大大大満足です!!!!!!やばかったー!!!!!楽しすぎたー!!!!!!!!本当に来れてよかった!!!!!!!!!!!ヒュー!!!!!!!イェーーーーーーーイ!!!!!!!!!!!この楽しい気持ちのまま寝る!!!!!おやすみ!!!!!!!!!!!!!!!

でんぱ組.inc 「ワレワレハデンパグミインクダ」 から感じたこれからのでんぱ組

ワレワレハデンパグミインクダを聴いて感じたことがあったので、このアルバムの事を書いてみようと思います!

 

めちゃくちゃ個人的な解釈です!インタビューなどもそれほど読んでいないので、メンバーが言っていることなどとは全く違うことを言っている可能性がとても大きいです!!

 

まずこのアルバムを一聴した時の最初の感想は、このアルバム、曲のばらつきありすぎじゃね?って感じでした。特にムーンライト伝説がめっちゃ浮いてる感じがして、なんでこうなった?くらいに思っていました。

でも、何度か聴いているうちに見えてきたこのアルバムの様々な側面に、でんぱ組の新しい一面を私は感じました。

 

このアルバムの特徴として、2~3曲ごとにまるで場面転換するかのように曲の雰囲気がガラッと変るなーという印象を受けました。

どのように変わっているかというと、

 

①ワレワレハデンパグミインクダ(SE)

②ギラメタ、プレサマ(ぶっ飛ばしぶち上げ曲ゾーン)

③世界が私の味方ならば、かぼちゃタンデム(オシャレ感&キラキラ感ゾーン)

④FD3、ムーンライト伝説(個性ゴリゴリ変な曲ゾーン)

⑤Ψ発見伝(いい曲だよねぇ〜)

⑥おやポラ、太陽系観察中生命体(H ZETT Mゾーン)

エバーグリーン、絢爛マイユース(夢眠ねむ卒業ゾーン?)

 

というような変化や曲の特徴を感じました。

上の分け方の通り、このアルバムは曲の統一感というものがほとんどありません。宇宙がテーマなので歌詞にその要素がある曲はいくつかありますが全てがそうという訳でもなく、歌詞の世界観も3次元に寄ったリアルなものから2次元に寄ったファンタジーなものまで様々。通常アルバムというものはある程度の統一感やコンセプトがあるものだと思っていたし、これだけ多様な要素をもつ楽曲が揃っているアルバムは聴いたことがありませんでした。それがアルバムを一通り聴いた時の違和感というかどうしてこうなったんだ?という感想に繋がったのだと思います。

 

また上の分け方のうち、最後の夢眠ねむ卒業ゾーンに関しては、歌詞にねむきゅんの卒業に絡んでくるような内容の歌詞があるというだけで、エバーグリーンと絢爛マイユースの曲調は似ても似つきません。エバーグリーンはΨ発見伝!寄りの音楽のような気がしています。絢爛マイユースもこのアルバムでは特有な空気感の曲だと思いますが、そのあたりはこの後に触れることにします。

 

次にこのアルバムを聴いて感じた点は、先程の内容にも少し関わるのですが、作曲編曲陣の個性がかなり表に出ている曲があるなと思いました。

特に感じたのがFD3、太陽系観察中生命体、絢爛マイユースの3曲です。

 

FD3は作曲が小池雅也さん、編曲がヒャダインさんなのですが、編曲のヒャダインさん節がめちゃくちゃ強いと思いました。ホーンセッションの音色やピコピコ音の多用、激しい転調などのめまぐるしい展開、そして何より1番と2番が始まる直前に「ピピピピピピピ」という音が入るのが「ヒャダインのじょーじょーゆーじょー」と全く同じなので最初に聴いた時に思わず笑ってしまいました。

 

太陽系観察中生命体はおやポラと同じくH ZETT Mさん作曲で、ピアノの音が目立つめちゃくちゃかっこいい曲になっています。おやポラの時点でもH ZETT Mさんの個性は十分感じられていましたが、太陽系観察中生命体はベースやドラムがよりジャズの風味をましているように感じました。さらにサビの部分までは畳み掛けるように少し激しめのメロディで駆け抜け、サビに入ると非常に美しく少しゆったりとしたメロに変化して、そこに心地よい開放感を感じるような展開はH ZETTRIOの楽曲にも見られるもので、おやポラよりもよりジャズでH ZETTRIOに近い音楽性になっていたように感じました。

 

絢爛マイユースは、玉屋2060%さんが作曲なのですが、先程の太陽系観察中生命体がH ZETTRIOに近かったように、玉屋さんが所属するバンドのWiennersの雰囲気が強く出ている楽曲だなと思いました。絢爛マイユースは曲名が漢字+カタカナで独特な言葉どうしの組み合わせというのもWiennersっぽいですし、Bメロのオリエンタルな雰囲気やコーラスの入り方、さらにメロだけではなく節回しにもWiennersっぽさを私は感じました。上手く伝えたいのですがこれに関してはもう感覚でしかないので全く言葉で説明出来ません。私は絢爛マイユースを初めて聴いた時に7回くらい「Wiennersじゃんこれ」って言ってしまいました。

 

これだけ多様な曲が揃っているワレワレハデンパグミインクダというアルバムですが、それでも不思議とでんぱ組らしいなと感じましたし、これはでんぱ組じゃないと思うような曲もありませんでした。恐らく、これだけの幅広い曲もでんぱ組がやればでんぱ組らしくなるということなのだと思います。もしかしたらこの事こそが今後のでんぱ組に繋がってくるのかもしれないと私は感じました。

今後のでんぱ組は、今まで以上に様々な楽曲をやれるアイドルとして進んでいくのではないかという気がしています。

 

「WORLD WIDE DEMPA」と「WWDD」で確立したアップテンポ、情報量が多い、電子音などといったでんぱ組らしさをGO GO DEMPA以降は変化させているように感じていて、またWWDBESTがそのようなでんぱ組らしさの集大成とも言える楽曲となったこともその変化をさらに加速させたのではないかと思います。

そして今回のアルバムでは今までのでんぱ組らしさを感じる曲もそれが中心という訳ではなく、あくまで構成要素のひとつに過ぎないというような意図を感じましたし、きっことのアルバムがこれから新しく変化していくでんぱ組の第1歩となるのだと思います。

 

今後、楽曲の幅が広がってもでんぱ組がその曲を歌い踊ることによって全てがでんぱ組になってしまうそんな存在になったら面白いですし、もしそうなったらでんぱ組のヲタクをするのがより楽しくなっていくんじゃないかと思います。そうやって考えていると、これからのでんぱ組もとても楽しみです。

 

てな感じなことを今回のアルバムから勝手に感じましたとさ!おしまい!!

2019年1月7日 でんぱ組.inc 日本武道館 夢眠ねむ 卒業公演

ねむきゅんのでんぱ組.inc卒業公演を見てきました。

 

自分はねむピンの2推しなのですが、ねむきゅんは自分がでんぱ組にハマるきっかけになった人であり、人生で最初の推しです。(ちなみにピンちゃんを推したきっかけはねむきゅんのインスタ)

そんな自分にとってとてもとても大切な推しのねむきゅんがついにでんぱ組を卒業する時を迎えました。

 

この日だけは絶対にミントグリーンだけを振るぞと意気込んで、サイリウムも今までで1番の量を用意しました。

 

ライブ当日、その日は楽しみや寂しさが入り交じった複雑な気持ちのまま武道館へ、いつも通りヲタクと話してから会場に入り、いつになくそわそわしていた自分は席に着いてからめっちゃ真横だなー見えるかなーと心配していると実は席を間違えていたというポンコツぶりを発揮してしまい急いで自分の席に着くとライブが始まりました。

 

メンバーが登場した瞬間、今にも泣いてしまいそうな気持ちがこみあげてきたのですが、泣いてる場合じゃねえ!少しでもでんぱ組としてのねむきゅんをこの目に焼き付けねえとダメだろ!!と思って必死に泣くのを堪えてステージを見ました。

 

最初のMCでねむきゅんが「今日の主役でーす!!」と言った通り完全にねむきゅんが主役のライブで、セトリもねむきゅんのやりたい曲だらけのセトリ。でんぱれーどJAPANの最後はセンターのみりんちゃんを倒して最後にねむきゅんだけが立ってねむきゅんの勝ち!で終わったり、ねむきゅんを主役に据えながらもひたすら楽しいライブが進んでいきました。

 

メンバーが一旦はけた後に流れる幕間映像では、まだ長髪の頃のオーディションの映像など昔からの今までのねむきゅんの動画と写真がたくさん流れました。(自分の席は真横すぎてちらっとしか見えなかったけど。)

 

そしてメンバーが戻ってくるとねむきゅん曰く1番わがままを通したという古の曲メドレー(わっほい→ピコピク→電波圏外SAYONARA→kiss+kiss(フル))

そこまでライブの楽しさで忘れていた泣きそうな気持ちが、古の曲をライブでついに聴けた嬉しさと一緒に込み上げてきてすげえ泣きそうになったけどこのメドレーはめちゃくちゃ楽しかったです!キスキスはまろ狂2の中でも言ってた通りフルでやってくれたからワールドツアーの河口湖の頃に覚えた口上を叫べて嬉しかった!この日だけは迷いなく口上にねむを入れて叫べました笑

 

ねもぺろコーナーからのMCでねむきゅんが「お涙頂戴みたいなのはやらないから!」と言ってて、メンバーの雰囲気もいつも通りワイワイしていたのですが、そのあとのあした地球がこなごなになってもでみりんちゃんが涙声になっているのを聞いて、ついに耐えられずダムが決壊したようにボロボロと涙が溢れてしまいました。

 

ただその後のMC真っ先にねむきゅんが泣いているみりんちゃんをいじって、この辺がさすがねむきゅんだなーと改めて思ったり、最後まで推しは最高ですねやっぱり。

 

卒業曲のエバーグリーンの後、ねむきゅんが「大切な色のミントグリーンをもらってほしい人がいます」と言ってねもちゃんにミントグリーンを継承するということを宣言しました。これは完全に予想外だったので本当に驚いたのですが、これからはねもちゃんがミントグリーンを受け継いで歩んでいくのかと思うとまた涙が止まらなくなりました。ミントグリーンを受け取るねもちゃんも「推しの言うことは絶対!」と言っていて、泣きながらめちゃくちゃ爆笑してしまって、ねもちゃんは面白いし頼もしいなーと思いました。

 

ねもちゃんへのミントグリーンへの継承宣言の後、ねむきゅんが「でんぱ組.incは絶対に大丈夫だ!」と言うと他のメンバー全員で「この先大丈夫かなー」と言ってミニコントに入るのかと思ったらこの日はねむきゅんが一人一人に絡んでいきました。

りさちーには「私がツッコミやらなきゃいけないかなーとか心配なの?」とかみりんちゃんには「親友がいなくなって寂しいんでしょ」とか絡んでいったのですが、ピンちゃんに絡みに行く時には完全に子供に話しかけるような感じでピンちゃんも最近では全くなかったくらいに完全に子供がえりして、大泣きしながら「VANDALISMとか誰が運ぶの〜」と言うとねむきゅんが「自分で歩きなさいよ!ここからここまで行くだけなんだから!そもそもなんでこの距離をわざわざ運んでたのかって話よ!!」というめちゃくちゃ的確なツッコミをかまして最終的には「ぺろりんがやってくれるよ!ね!!」とぺろりんに振ると、ぺろりんは完全に戸惑いながらも「はい!!」とめちゃくちゃ力強く答えていて、この流れの間はもう面白さと寂しさとでずっと泣きながら笑っていました。

 

そして本編最後のでんでんぱっしょんを終えるとアンコールへ、今回のアンコールは「ねむきゅん!」と会場全員で叫んでいたのですが、もう泣きすぎて感覚が壊れ始めていたのもあり、ねむきゅん!と叫んでいるうちにあと何回ねむきゅんと言う言葉を叫べるんだろうって考えると、ねむきゅん!と叫びながらまた涙が止まらなくなってしまいました。

 

メンバーが再び登場するとアンコール一曲目の絢爛マイユースでメンバーはステージの両端まで来てくれて、この日一番近くでねむきゅんが見れました。めちゃくちゃ可愛かった…曲の最後はねむきゅんが一人で歌って他のメンバーがねむきゅんに紙吹雪をかけていたのですが、一瞬ねむきゅんが消えるレベルで大量の紙吹雪をかけていてちょっと笑っちゃいました。

 

そしてついに来てしまった本当の最後の曲、ねむきゅんが「一番大好きな曲」と言い、アイドルとしての最後の曲に選んだのはWWDBESTでした。

 

もう二度とライブで聴くことはできないと思っていた曲で、思い入れも物凄くある曲で、まさかこのタイミングでやるとは思っていなかったので驚きと共にまた涙が溢れて止まらなくなりました。この曲の間の記憶は完全におぼろげなのですが、2年前の武道館の時に自分が大泣きしてしまった「あのね終わりなんて来ないって笑ってあげる」というフレーズを歌っているピンちゃんの声が本当に頼もしく、大きな希望のように感じられたことだけは鮮明に覚えています。

 

ライブが終わる頃には寂しさよりもねむきゅんへの感謝の気持ちの方が大きくて、心からの「おめでとう」と「ありがとう」を出せる限りの大きな声で何度も叫びました。

 

曲が終わり、メンバーの挨拶も終わり、本当の最後の最後、ねむきゅんステージを降りる前、ファンに向けて深々と長くお辞儀をして、ステージを去り、この瞬間にでんぱ組.inc夢眠ねむは卒業しました。

 

その後ダブルアンコールが発生するとステージには法被を着たねむきゅんが登場。「元でんぱ組.inc夢眠ねむです!」と自己紹介をし「みんなめでたしめでたしとか思ってるでしょ!ねむきゅんのいないでんぱ組見るの怖いから行かんとことかって思ってるんでしょ!!ダメだよ!!私が一緒に見てあげるから!!!」と言うとでんぱ組のSEが流れ、6人になったでんぱ組が登場し、Future Diverのイントロが流れます。5人から6人になった時も、6人から7人になった時も、いつも新しいでんぱ組の始まりの曲だったFuture Diverを7人から6人になったでんぱ組でも、しかもねむきゅんと一緒に見せてくれました。

 

自分の席からはでんぱ組のメンバーとそれを応援するねむきゅんが両方見やすい位置で、ねもちゃんが指を指す振りの時に毎回ねむきゅんを指していたり、ねむきゅんがミントグリーンとたまご色を振りながらソロのところで青や赤に変えているところが見えたりしました。自分はこのFDの時、初めて青だけを振りました。卒業公演の最後をFDで楽しくそして幸せな気分で締めくくってくれました。

 

でんぱ組のメンバーがステージを去ったあと、ねむきゅんは「でんぱ組のライブ、初めて見た!現場、私も行けるところは行くから、ライブ会場で会おうね!!」と言って会場に手を振りながらステージを降り、夢眠ねむの卒業公演は終わりました。

 

始まる前は不安で仕方なかった卒業公演でしたが、始まってみれば、幸せに溢れた本当に楽しいライブで、WWDBESTをやったり、FDを一緒に見てくれたり、ねむきゅんの粋なところが随所に感じられるライブだなと思いました。

 

WWDBESTをやった事に関しては、 WWDシリーズやもがちゃんに関してのモヤモヤを昇華してくれたと感じてる人もいたようで、実際にあまり触れてなかった部分ではあったので、それを堂々とやること自体、こういう場でしかやれなかったかもしれないし、やってくれて本当に良かったなと個人的には思いました。

 

ライブ中は、このまま目が取れるんじゃないかと思うくらい泣きまくってしまいましたが、この日のMCは笑えるところも沢山あって、みりんちゃんが大事な所で噛んだり、ピンちゃんの子供がえりしたり、えいちゃんが変な動きしてたり、メンバーも泣いちゃう所はあったけど楽しくて幸せなとても良いライブだったなーと思いました。こんなに泣きながら笑うことはもう二度とないんじゃないかと思うくらい、いつも通りの楽しさといつも以上の幸せに包まれたライブでした。

 

この日見たものや聴いたもの、湧き上がってきた感情の全てを忘れたくないなーと思います。本当に忘れないことは無理だろうけど、あの日できるだけ記憶の中に残して、思い出そうとした時に細かいところまではっきりと思い出せるようにしたいなと思い、このライブレポを書いたところ、とてつもなく長い文章をダラダラと書き連ねることになってしまいましたが、もはやこれは仕方ないです。とにかく俺は全部を忘れたくないので。

 

ねむきゅんがきっかけででんぱ組を知り、ハマってから毎日が楽しくなった自分としては、ねむきゅんがいなければ、でんぱ組を知らなかったし、でんぱ組を知らなければ自分はこんなに音楽が好きになったり、ライブに行ったり、ヲタクの友達ができたりすることはなかったので、ねむきゅんのおかげで今の人生になっているなーと思うと感謝しかないし、ねむきゅんを推せて本当に幸せでした。

ねむきゅんがくれた今をこれからも生きていきます。

 

ねむきゅん本当に卒業おめでとう!!!本当に今までありがとう!!!!夢眠書店も楽しみにしてます!!!!!!