箱の中の石ころ

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2019年1月7日 でんぱ組.inc 日本武道館 夢眠ねむ 卒業公演

ねむきゅんのでんぱ組.inc卒業公演を見てきました。

 

自分はねむピンの2推しなのですが、ねむきゅんは自分がでんぱ組にハマるきっかけになった人であり、人生で最初の推しです。(ちなみにピンちゃんを推したきっかけはねむきゅんのインスタ)

そんな自分にとってとてもとても大切な推しのねむきゅんがついにでんぱ組を卒業する時を迎えました。

 

この日だけは絶対にミントグリーンだけを振るぞと意気込んで、サイリウムも今までで1番の量を用意しました。

 

ライブ当日、その日は楽しみや寂しさが入り交じった複雑な気持ちのまま武道館へ、いつも通りヲタクと話してから会場に入り、いつになくそわそわしていた自分は席に着いてからめっちゃ真横だなー見えるかなーと心配していると実は席を間違えていたというポンコツぶりを発揮してしまい急いで自分の席に着くとライブが始まりました。

 

メンバーが登場した瞬間、今にも泣いてしまいそうな気持ちがこみあげてきたのですが、泣いてる場合じゃねえ!少しでもでんぱ組としてのねむきゅんをこの目に焼き付けねえとダメだろ!!と思って必死に泣くのを堪えてステージを見ました。

 

最初のMCでねむきゅんが「今日の主役でーす!!」と言った通り完全にねむきゅんが主役のライブで、セトリもねむきゅんのやりたい曲だらけのセトリ。でんぱれーどJAPANの最後はセンターのみりんちゃんを倒して最後にねむきゅんだけが立ってねむきゅんの勝ち!で終わったり、ねむきゅんを主役に据えながらもひたすら楽しいライブが進んでいきました。

 

メンバーが一旦はけた後に流れる幕間映像では、まだ長髪の頃のオーディションの映像など昔からの今までのねむきゅんの動画と写真がたくさん流れました。(自分の席は真横すぎてちらっとしか見えなかったけど。)

 

そしてメンバーが戻ってくるとねむきゅん曰く1番わがままを通したという古の曲メドレー(わっほい→ピコピク→電波圏外SAYONARA→kiss+kiss(フル))

そこまでライブの楽しさで忘れていた泣きそうな気持ちが、古の曲をライブでついに聴けた嬉しさと一緒に込み上げてきてすげえ泣きそうになったけどこのメドレーはめちゃくちゃ楽しかったです!キスキスはまろ狂2の中でも言ってた通りフルでやってくれたからワールドツアーの河口湖の頃に覚えた口上を叫べて嬉しかった!この日だけは迷いなく口上にねむを入れて叫べました笑

 

ねもぺろコーナーからのMCでねむきゅんが「お涙頂戴みたいなのはやらないから!」と言ってて、メンバーの雰囲気もいつも通りワイワイしていたのですが、そのあとのあした地球がこなごなになってもでみりんちゃんが涙声になっているのを聞いて、ついに耐えられずダムが決壊したようにボロボロと涙が溢れてしまいました。

 

ただその後のMC真っ先にねむきゅんが泣いているみりんちゃんをいじって、この辺がさすがねむきゅんだなーと改めて思ったり、最後まで推しは最高ですねやっぱり。

 

卒業曲のエバーグリーンの後、ねむきゅんが「大切な色のミントグリーンをもらってほしい人がいます」と言ってねもちゃんにミントグリーンを継承するということを宣言しました。これは完全に予想外だったので本当に驚いたのですが、これからはねもちゃんがミントグリーンを受け継いで歩んでいくのかと思うとまた涙が止まらなくなりました。ミントグリーンを受け取るねもちゃんも「推しの言うことは絶対!」と言っていて、泣きながらめちゃくちゃ爆笑してしまって、ねもちゃんは面白いし頼もしいなーと思いました。

 

ねもちゃんへのミントグリーンへの継承宣言の後、ねむきゅんが「でんぱ組.incは絶対に大丈夫だ!」と言うと他のメンバー全員で「この先大丈夫かなー」と言ってミニコントに入るのかと思ったらこの日はねむきゅんが一人一人に絡んでいきました。

りさちーには「私がツッコミやらなきゃいけないかなーとか心配なの?」とかみりんちゃんには「親友がいなくなって寂しいんでしょ」とか絡んでいったのですが、ピンちゃんに絡みに行く時には完全に子供に話しかけるような感じでピンちゃんも最近では全くなかったくらいに完全に子供がえりして、大泣きしながら「VANDALISMとか誰が運ぶの〜」と言うとねむきゅんが「自分で歩きなさいよ!ここからここまで行くだけなんだから!そもそもなんでこの距離をわざわざ運んでたのかって話よ!!」というめちゃくちゃ的確なツッコミをかまして最終的には「ぺろりんがやってくれるよ!ね!!」とぺろりんに振ると、ぺろりんは完全に戸惑いながらも「はい!!」とめちゃくちゃ力強く答えていて、この流れの間はもう面白さと寂しさとでずっと泣きながら笑っていました。

 

そして本編最後のでんでんぱっしょんを終えるとアンコールへ、今回のアンコールは「ねむきゅん!」と会場全員で叫んでいたのですが、もう泣きすぎて感覚が壊れ始めていたのもあり、ねむきゅん!と叫んでいるうちにあと何回ねむきゅんと言う言葉を叫べるんだろうって考えると、ねむきゅん!と叫びながらまた涙が止まらなくなってしまいました。

 

メンバーが再び登場するとアンコール一曲目の絢爛マイユースでメンバーはステージの両端まで来てくれて、この日一番近くでねむきゅんが見れました。めちゃくちゃ可愛かった…曲の最後はねむきゅんが一人で歌って他のメンバーがねむきゅんに紙吹雪をかけていたのですが、一瞬ねむきゅんが消えるレベルで大量の紙吹雪をかけていてちょっと笑っちゃいました。

 

そしてついに来てしまった本当の最後の曲、ねむきゅんが「一番大好きな曲」と言い、アイドルとしての最後の曲に選んだのはWWDBESTでした。

 

もう二度とライブで聴くことはできないと思っていた曲で、思い入れも物凄くある曲で、まさかこのタイミングでやるとは思っていなかったので驚きと共にまた涙が溢れて止まらなくなりました。この曲の間の記憶は完全におぼろげなのですが、2年前の武道館の時に自分が大泣きしてしまった「あのね終わりなんて来ないって笑ってあげる」というフレーズを歌っているピンちゃんの声が本当に頼もしく、大きな希望のように感じられたことだけは鮮明に覚えています。

 

ライブが終わる頃には寂しさよりもねむきゅんへの感謝の気持ちの方が大きくて、心からの「おめでとう」と「ありがとう」を出せる限りの大きな声で何度も叫びました。

 

曲が終わり、メンバーの挨拶も終わり、本当の最後の最後、ねむきゅんステージを降りる前、ファンに向けて深々と長くお辞儀をして、ステージを去り、この瞬間にでんぱ組.inc夢眠ねむは卒業しました。

 

その後ダブルアンコールが発生するとステージには法被を着たねむきゅんが登場。「元でんぱ組.inc夢眠ねむです!」と自己紹介をし「みんなめでたしめでたしとか思ってるでしょ!ねむきゅんのいないでんぱ組見るの怖いから行かんとことかって思ってるんでしょ!!ダメだよ!!私が一緒に見てあげるから!!!」と言うとでんぱ組のSEが流れ、6人になったでんぱ組が登場し、Future Diverのイントロが流れます。5人から6人になった時も、6人から7人になった時も、いつも新しいでんぱ組の始まりの曲だったFuture Diverを7人から6人になったでんぱ組でも、しかもねむきゅんと一緒に見せてくれました。

 

自分の席からはでんぱ組のメンバーとそれを応援するねむきゅんが両方見やすい位置で、ねもちゃんが指を指す振りの時に毎回ねむきゅんを指していたり、ねむきゅんがミントグリーンとたまご色を振りながらソロのところで青や赤に変えているところが見えたりしました。自分はこのFDの時、初めて青だけを振りました。卒業公演の最後をFDで楽しくそして幸せな気分で締めくくってくれました。

 

でんぱ組のメンバーがステージを去ったあと、ねむきゅんは「でんぱ組のライブ、初めて見た!現場、私も行けるところは行くから、ライブ会場で会おうね!!」と言って会場に手を振りながらステージを降り、夢眠ねむの卒業公演は終わりました。

 

始まる前は不安で仕方なかった卒業公演でしたが、始まってみれば、幸せに溢れた本当に楽しいライブで、WWDBESTをやったり、FDを一緒に見てくれたり、ねむきゅんの粋なところが随所に感じられるライブだなと思いました。

 

WWDBESTをやった事に関しては、 WWDシリーズやもがちゃんに関してのモヤモヤを昇華してくれたと感じてる人もいたようで、実際にあまり触れてなかった部分ではあったので、それを堂々とやること自体、こういう場でしかやれなかったかもしれないし、やってくれて本当に良かったなと個人的には思いました。

 

ライブ中は、このまま目が取れるんじゃないかと思うくらい泣きまくってしまいましたが、この日のMCは笑えるところも沢山あって、みりんちゃんが大事な所で噛んだり、ピンちゃんの子供がえりしたり、えいちゃんが変な動きしてたり、メンバーも泣いちゃう所はあったけど楽しくて幸せなとても良いライブだったなーと思いました。こんなに泣きながら笑うことはもう二度とないんじゃないかと思うくらい、いつも通りの楽しさといつも以上の幸せに包まれたライブでした。

 

この日見たものや聴いたもの、湧き上がってきた感情の全てを忘れたくないなーと思います。本当に忘れないことは無理だろうけど、あの日できるだけ記憶の中に残して、思い出そうとした時に細かいところまではっきりと思い出せるようにしたいなと思い、このライブレポを書いたところ、とてつもなく長い文章をダラダラと書き連ねることになってしまいましたが、もはやこれは仕方ないです。とにかく俺は全部を忘れたくないので。

 

ねむきゅんがきっかけででんぱ組を知り、ハマってから毎日が楽しくなった自分としては、ねむきゅんがいなければ、でんぱ組を知らなかったし、でんぱ組を知らなければ自分はこんなに音楽が好きになったり、ライブに行ったり、ヲタクの友達ができたりすることはなかったので、ねむきゅんのおかげで今の人生になっているなーと思うと感謝しかないし、ねむきゅんを推せて本当に幸せでした。

ねむきゅんがくれた今をこれからも生きていきます。

 

ねむきゅん本当に卒業おめでとう!!!本当に今までありがとう!!!!夢眠書店も楽しみにしてます!!!!!!